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ビジネス最強の矛と盾 Vol.10『一取引の記帳が会社を変える 』

帳簿に一取引を記すのは、会社の活動結果のあしあとをつけていくことです。
1ヶ月経てば月次試算表、1年経てば決算書という経営者の地図が出来上がります。
この地図は非常に有用で、たくさんの情報を経営者に教えてくれます。

収益や資金の目標達成状況、会社財産の構成、資金の増減幅や推移、収益の発生状況、費用の発生状況など、過去データを組み合わせたり、経営課題に応じたデータを切り出したりすると、ここでは書ききれないほどの情報を経営者にもたらしてくれます。
その中から会社の現状にあった情報、経営課題に合う情報をピックアップして、現状把握して目標達成のための改善策を構築実行していきます。

帳簿は株式投資のチャートに似ています。過去の株価をチャート図で表示し、過去に学びながら現状把握し将来を予測して投資に活かしていきます。
事業と帳簿の関係はチャートの特性に加えて、改善策を構築し、自らの力で変えていくことが出来ます。
活用の有無で将来の事業結果が大きく変わるはずです。

今、私がお付き合いさせて頂いている会社様も試算表以外は、話し合うポイントも毎月チェックする資料もそれぞれ違います。
記帳データをベースにそれぞれ経営課題に沿った取り組みをした結果、収益性に問題がある会社様は月間ベースで数百万円の増収になりました。資金繰りが苦しいという会社様は余剰資金を持てるようになりました。

会社ごとに課題が違うため取り扱う資料も取り組み方も全く違いますが、一つだけ不変なものがあります。それは、会計データから学び課題を教えてもらい改善して、また、会計データで結果を確認することです。
たかが経理と軽んずることなく、『一取引の結果には今の会社のすべてが詰まっている。』と帳簿がもたらしてくれる情報の有用性を再確認してみてください。

株式会社ベストプランコンサルティング
中小企業診断士
代表取締役 沖本伸也