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ビジネス最強の矛と盾 Vol.12『言霊 ~本当の想い~ 』

会社が営利法人として利益の最大化を求める事が目的だったとして、それがある程度達成されても悩みは尽きません。
問題の切り口は多岐に渡れども突き詰めて行くと最後は人の問題に辿り着くのだと実感しています。

この時、大きく2つの選択肢が生まれます。

従業員に言う事を聞かせるか、従業員の言う事に耳を傾けるかです。
いわゆるトップダウンとボトムアップです。

本当に強くなる組織は?永続的に会社が発展するためには?最終的に低コストなのは?少子高齢化で現役人口が減る現在有効な戦略は?

このようなことも考える必要があります。

ボトムアップを選択した場合、スタッフの言葉に耳を傾けなければなりません。
単なる批判や自己中心的な言葉は捨てても、会社のための積極的な意見には耳を傾けて情報を集約して方針を打ち出していきます。
ボトムアップの場合、スタッフへの対話において発する言葉は相手を気遣い慎重に、且つ心の中にある本当の想いに基づく説得でなければなりません。
ところが、スタッフとの対話を進めると、腹立だしく感じることがたくさんあります。
会社のリーダーがスタッフの言葉に腹を立てるのは、同じ目線に立って話を聞いているためスタッフの一言に反応して感情的になってしまうからです。

リーダーとして目線が違うならば、今を変えるための提案に腹も立たないものです。

また、ボトムアップによる会社の発展を望むのならば、説得に用いる言葉は借りてきた格好の良い言葉ではなく、もっと泥臭い本当の想いにより対話と調整を繰り返さなければなりません。

これが本当の理念であり、大きな力となります。
スタッフをコントロールするために心の中にある想いと言葉がちぐはぐだと、スタッフに直ぐに見透かされ逆効果です。
それならば最初からトップダウンでやれば良いのです。

壊れやすいが最短を目指すか、遠回りだけど強固か。
極論を言えばそのいずれかです。

株式会社ベストプランコンサルティング
中小企業診断士
代表取締役 沖本伸也