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ビジネス最強の矛と盾 Vol.14『経営者の胸のうち』

先日、関与先の結婚式にご招待され、社長の隣に同席させて頂きました。
すごく幸せ一杯の良い結婚式でした。

一般的に社長が出席する場合、新郎新婦の勤務先であったり、ご両親の勤務先であったりなど経済面に深く関係する者として招待され、幸せそうな姿を見つつスピーチのプレッシャーで落ち着かなかったりします。
式の感動のクライマックスは両親へむけた新婦の手紙で、感動して目頭が熱くなりますが、いつも大きなプレッシャーと感じられます。
式の後、社長とお話しても同じ気持ちだと言われていました。
『育ててくれてありがとう。支えてくれてありがとう。これから幸せになります。』
こんな言葉とともにこれから幸せになる瞬間に立ち会うと、幸せを下支えするために会社の舵取りをしっかりしなければならないと背中を張られる思いになります。
私の会社ではありませんが、今回もそんな気持ちにさせられました。

お金は不思議なもので、会社や社長が口にすると、『やらしいとかお金のことばかり』など嫌悪感をむき出しにされますが、従業員はお金を給与という言葉に変換して、努力と成果が不一致だと満足することはありません。
生活に必要不可欠な『お金』は、職員の貢献に応じて価値配分を行うため会社は全社一丸となって当然に追及すべきものであり、社長はそのプレッシャーに常に苛まれていることを従業員のみなさまに知って頂きたいと思います。
経営者の本音では、きれい事で従業員の生活を守れるほど会社経営は甘くないと考え、だからこそ、正解のない判断を繰り返しながら悩み苦しんでいるのです。

結婚式のような眩しい場所では、経営者の胸の内の影が浮き彫りになりプレッシャーを感じるのかもしれません。
従業員のみなさんには会社のために働いているのではなく、自らの生活を守るために会社に利益をもたらしているのだと考えて下されば、社長は救われるのだと思います。

株式会社ベストプランコンサルティング
中小企業診断士
代表取締役 沖本伸也